ウィルスの体内侵入防止の最強ツール、微粒子レスピレータ。

令和4年7月29日記載

= 最も簡単、最も安価かつ最も効果的な空気感染防止策=

 ウィルス感染対策として日本では当初「水際作戦」というのがありました。これは、空港とか港湾とかで全ての来航者をチェックし、陽性者を隔離又は入国拒否をする等の医療対策をすることでウィルスが国内に入ることを阻止しようというものです。これが100%成功すれば国内での感染は起きない、という理想的な作戦です。しかし、ウィルス検査結果には偽陰性の問題等があるため、成功した国はないようです。

 国単位ではなく個人単位でも水際対策として、ウィルスを体内に入れない目的でマスクが使われています。これが100%成功すれば個人レベルでの感染は生ぜず、国全体でも起きないという理想的な手段です。しかし、マスクの場合は、アベノマスクのようにフィルターのないものや、フィルターがある不織布マスクでも大なり小なり「エア漏れ」が生じて、漏れた空気中のウィルスが体内に侵入して感染を引き起こしていることは、マスク着用率が世界一の日本でさえ感染力が強い変異ウィルスの侵入が大量に起きている現状が証明しています。

 一般マスクは本来(その構造上)、自分に宿っているウィルスが周囲の人に飛沫として伝播しないためのツールであり、他の人からのウィルスを含んだマイクロ飛沫の侵入を有意に食い止めるものではありません。ほとんどの人が前者と後者の区別を知らず、一般マスクを後者の目的でも使っていることが、空気感染に歯止めがかからない最大の要因と言えます。

 現在、日本は医療機関に限らず、一般家庭を含めた全国が、いわば 感染症病棟とさえ言えそうな環境と映ります。重傷者数が少ないのはよいとして、深刻なのは、報告数字に表れない圧倒的多数の、いつ解消するか分からない様々な体調不良に苦しむ後遺症患者です。

 この状況の中で何か良い感染防止手段がないのかとなると現在、ワクチン、薬等も含めてベストなのは、その性能が世界の認証機関、スーパーコンピュータ(富嶽)、臨床医による検証等で実証されている「微粒子レスピレータ」と呼ばれる、いわばマスクの王様です。この病原性微量物質対策ツールに関する詳しい解説は当ホームページ上でご覧いただけます。

新型コロナ新規陽性者数の推移
(注意)過去の数値が日々、微妙に修正・更新されています。最新の数値は厚生労働省サイトをご覧ください。

▶︎厚生労働省 新型コロナウイルス感染症・国内発生状況はこち

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令和4年7月14日記載

== 免疫回避能力を備えた最新コロナウィルス(BA.5)の
体内侵入防止の最強ツール 微粒子レスピレータ ==

最近の主な新型コロナ変異株

 感染力が強い新型コロナオミクロン株(第7波)「BA.5型」が日本でも猛威を振るい出したようです。
 従来の「BA.2型」より感染力が強いことに加えてこの変異型はワクチン等によってできた人体の免疫をスルリとかわす(免疫回避)能力を備えているとのことで、そうとすれば、ワクチンを打っても空振り(無力)という場合が少なからずあるわけで、加えて「BA.5型」は従来型より肺機能への障害を引き起こすケースが多いとの報告もあり、ここに至っては、ワクチン万能信奉は無用ということになります。

 この環境で、最も効果的な安全策は、効くかどうかが不確かなワクチンにすがり続けるのでなく、病原ウィルスを体内に極力吸い込まないことです。この目的に適うツールが何かといえば、微粒子レスピレータという特別なマスクです。一般マスクは、構造と材質面から顔面への密着性が弱いため顔面と接触する前後左右からウィルスが簡単に侵入して簡単に感染を引き起こしてしまいます(事実、過去・現在ともほとんどの人が一般マスクをしていて一見ガードが堅そうに見える環境でもウィルス感染の急激な拡がりは止まりません)が、微粒子レスピレータは顔面への密着性がよく、ウィルスの侵入する余地はありません。

 ちなみに、病院で空気感染の危険が最も高い場所の一つは結核病棟であり、そこに出入りする医療スタッフは微粒子レスピレータを着用するのが鉄則です。現在の環境下では一般人も微粒子レスピレータを着用し、食事の時は三密を避け、換気のよい空間を選ぶことさえ心掛ければ感染を100%防ぐことができ、この場合、ウィズウィルスでなく、コロナ前のゼロウィルス環境で、仕事、旅行、各種イベント等、自由な生活を取り戻すことができることになります。

 微粒子レスピレータの価格は一枚200円前後(一日一枚、1カ月で約6,000円)(煙草代の半額未満)。一般マスクより高価ですが、空気感染が蔓延する中、個人に限らず社会全体の健康を確実に守れるツールとして認識すれば安すぎるとさえ言えるでしょう。



令和4年1月26日記載

<一般マスクと微粒子レスピレータの違い>

オミクロン株の亜種BA.2の出現で、流行拡大に歯止めがかからない!?

  感染力が強い新型コロナオミクロン株(第6波)(BA.1型)が日本でも猛威を振るっている中で、現在のBA.1型より2倍ほど感染力が強いといわれるBA.2型という変種が世界的に出現してきており、日本でも既に見つかっているとの報道がありました。BA.2はステレスコロナの異名があるそうで、ステレスというと相手に気づかれずして忍び寄る、つまり、自覚症状なくして感染するウィルスというわけで、日本的には忍者ウィルスという名前が分かりやすいかもしれません。これまでの対応では抗しきれない厄介な相手といえるでしょう。

 現在の第6波は、ワクチン接種率が高く、ほとんどの人がマスクをしている日本でも爆発的に広がっているのはなぜでしょうか?
 この原因は、ワクチンを接種してもウィルスの体内侵入は自由であり、一般マスクでは顔面への密閉が不完全なため、結局大量のウィルスの体内侵入を許してしまったからと考えて間違いないでしょう。
 ワクチンはウィルスの体内侵入があってもウィルスを不活性化して接種者を感染から護るという考えはよいとして、問題はワクチンの効き具合には個人差があることです。効く人が多いとはいえ全員ではなく、効かない又は効きにくい人もいるようです。元々効いていた場合でも接種から4~5月後には実質的に効果はほとんどなくなることや、2回目、3回目の接種(ブースター接種)をしても感染(ブレイクスルー感染)が起きる例も少なくないこと等が科学的データとして出ています。ワクチン接種を世界に先駆けて進めたイスラエルでは4回目の接種が進んでいる中で、思うほどの効果は疑問との声が専門家の中から出ています。

 ウィルス感染を防ぐ最も効果的手段はウィルスを体内に入れないこと(水際対策)であり、忍者ウィルスの場合、それが唯一の有効手段といえます。しかし、その目的で一般マスクを使っても効果は極めて限定的です。なぜならば、一般マスクは水際対策目的に作られていないからです。一般マスクは装着者から出る飛沫(しぶき)が、隣接する人に降りかかることの防止(他人を護る)目的に作られていますが、外から来るウィルスの体内侵入(自分を護る)を防ぐ能力は限定的だからです。

微粒子レスピレータをおすすめする理由。

 空気感染ハイリスクである結核病棟に入る際はサージカルマスク(高性能な一般マスク)でなく微粒子レスピレータを装着するのが鉄則です。
 従来株より格段に度感染力が強い現在のオミクロン株(BA.1)の場合、航空機、電車やバスといった公共交通機関、オフィス、各種学校、保育園、各種商業施設、イベントその他多人数が集まる場所は大なり小なり結核病棟に似たハイリスク感染環境にあるといえるわけで、そこに一般マスクをして入ればたやすく罹患してしまうことは容易に予想されます。さらにBA.1の2倍ほど感染力が強いとされるBA.2がBA.1にとって代わる第6波延長または第7波になったとすれば、医療レベルが現在よりずっと低かった(はずの)100年ほど前のスペイン風邪(死者約40万人)同様、ほぼ国全体が結核病棟状態となり得ます。死亡者数の爆発は抑えられるにしても、軽~中等症となって仕事を休まざるを得ない人が大幅に増加して、既にかなり疲弊した社会が更なるダメージを被ることが想定されます。

 上記の環境の中にあっても微粒子レスピレータを使用する限り、空気感染リスクがほぼゼロなため、3密エリアへの出入りや自由な通常会話等ができ、通常の社会生活に戻れることになります。懐具合が好転するというより、コロナ前の行動自由な生活に戻れたという解放感は何物にも代えがたいものがあります。

 微粒子レスピレータは、一般マスクとは段違いに顔面への密着度が高く作られており、上級微粒子レスピレータはウィルスの体内出入りをほぼ100%ブロックする能力を有します。アクションが速い中国政府はすべての医療従事者に微粒子レスピレータの使用を義務づけたようです。

微粒子レスピレータが入手困難な場合は、高性能なメジャーリーガーを。

 米国CDC(疾病予防管理センター)は、そのホームページ上で、「一般マスクは(構造的に)ウィルスの体内侵入防止目的には作られていない」と述べています。要するに、一般マスクは顔面(鼻梁部、両ほっぺ部、顎周り)への密着性が(会話時はことさら)不十分で、大なり小なりウィルスのすり抜けを許してしまうということです。
 専門家による一般マスクの漏れテスによると、一般の人達が一般的な装着をした場合の漏れは(ほとんど)100% との、いささかショッキングな結果が出ています。
 ただし、微粒子レスピレータの入手が困難な場合は、高性能な一般マスク「サージカルマスク」を微粒子レスピレータの代用として使うよう、12年ほど前のブタインフルの世界的流行時にWHO(世界保健機構)が勧告を出しています。コロナの場合も事情は同じです。ちなみに、EUに輸出が可能なCEマーク付きの「マスク・メジャーリーガー」はWHOの勧告に適う高性能一般マスクに該当します。
 このコラムの執筆者は、ワクチンを一度も接種することなく微粒子レスピレータをして毎日満員電車で通勤し、勤務先の医療機関で感染患者と終日濃厚接触する毎日をこの2年間続けて無感染でいる後期高齢者を何人か知っています。彼らはいずれも、食事の時以外は終日、微粒子レスピレータFFP2クラスを装着しています。

 上記、皆様のご参考になれば幸いです。